砂防エンジニアリング株式会社


 ■ 砂防微地形から始める砂防計画

 
微地形調査技術資料

 

砂防に関するすべての検討の始まりは、その土地のもつ荒廃特性を明らかにすることだといえます。

 山地とその周縁部に発生する土砂移動現象は、過去から現在にわたって繰り返されてきた地形変化の一断面であり、その土地の持つ荒廃特性を反映して発生します。

 荒廃特性を構成するさまざまな要素のなかで、地形はその土地の荒廃特性を総合的に表現したものと考えることができます。

 したがって、土砂移動現象と密接に関わる微地形を発達史的に検討することが土砂移動現象を予測することにつながります。

 以下の例は、微地形と微地形分類図、およびこれらを基にした砂防調査事例を紹介するものです。

砂防微地形解析の応用

微地形分類図

▼画像をクリックすればそれぞれのPDFファイルが開きます

 当社が提案しております、砂防微地形からはじまる砂防計画について事例をあつめました。

 作成図面では砂防微地形分類図(広域・詳細)や土砂生産の発生しやすさを示した土砂生産ポテンシャルマップです。

 また砂防計画へ活用した事例として、砂防微地形分類図から砂防施設配置計画を行った例、ソフト対策における流域監視計画を立案した例を紹介します。

 

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土砂生産ポテンシャルマップの作成

 砂防微地形分類図には土砂移動に関わる情報が網羅的に表現されています。これらの情報から土砂生産現象がより発生しやすい場所を、微地形要素の形成過程や頻度などの考察を加え『土砂生産ポテンシャルマップ』として作成します。
この土砂生産を予測したマップから、砂防施設による整備の必要性や優先度が明確な砂防施設整備計画を検討することが可能となります。

   
 
ハード対策の事例1

 広域砂防微地形分類図から要対策優先流域や重点流域を抽出します。抽出された地域や流域をさらに現地調査などを行って詳細砂防微地形分類図を作成します。
これらの調査結果から期待される対策施設の機能を明らかにし、施設配置計画を策定していきます。

   
 
ハード対策の事例2

 砂防微地形解析により土砂生産危険箇所・形態を具体的に設定し、そこからの土砂生産・流出の検討から、下流域での災害の原因となる場所-トラブルスポット-を想定し、このような現象が発生しないように砂防施設を配置します。

   
 
ソフト対策の事例

 災害にむすびつく土砂移動に関して、兆候を早期に発見し予測・対応することが危機管理の視点では重要です。そのためには流域の危険箇所を抽出し、定期的に監視するシステムを整備しておく必要があります。監視すべき箇所は微地形やその変化をみて抽出することができます。

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